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小雪さんの投稿原稿、さっそくアップさせていただきました。
ちゃんとタイムテーブルを調べてくれていますね。話の中の時間が一気に進んだ感です。
≪五段目:一ノ宮小雪≫
私が、ダイニングに行くとほとんどの人達がもう集まったいた。
どうやら後は、いーちゃんと、玖渚さんだけのようだ。
そう思えば、私はまだほとんどの人にあっていない。だからというか………。
ちゃんとタイムテーブルを調べてくれていますね。話の中の時間が一気に進んだ感です。
≪五段目:一ノ宮小雪≫
私が、ダイニングに行くとほとんどの人達がもう集まったいた。
どうやら後は、いーちゃんと、玖渚さんだけのようだ。
そう思えば、私はまだほとんどの人にあっていない。だからというか………。
あんまり顔と名前が一致しないのが当たり前なのだと言うことなのだ。
夕食前。……屋敷の主人、赤神イリアさんから聞いた言葉がなにかひっかるようなカンジがしている。
「あなたがこの島に来た最大のわけはあなたが無自覚な天才だからよ。」
確かに私は提督からなんの才能か聞かされていない。だからそれがこの島に来た最大のわけ……。
そう私が考えている時いーちゃんと玖渚さんが入ってきた。
「それでは玖渚さんもいらした事ですし、一日一番の楽しい時間と洒落込もうではないですか。
――では頂きます。」
私達の前には料理の天才、佐代野弥生さんの料理が並んでいる。
私にはなんの料理かさっぱり分からないが、まぁ天才がつくる料理だからであって
とてもおいしそうな匂いが立ち込めている。
まぁ私には料理の事は分からないから偉そうな口も聞けないけど。
料理を一口、口に運ぶ。うん。おいしい。
こんな物が作れるというならば……。
絶対味覚というものなのであろう。前に提督から話を聞いた事がある。
「絶対味覚というのは、約2万種類の味をさらなる段階で感じ取れる。」
まぁ、そんな才能ではこんな島には来れないと思う。自分の才能を知らない私が言うことではないけどね。
そんなくだらない事を考えている隙にいろいろ話が膨らんでいることにようやく私は気づく。
「インスピレーション?くだらないわ。」
「おや、それはどうかな?」
なぜか赤音さんとかなみさんの2人が言い争っているようだ。メイドの皆さんはおろおろと戸惑いどうにか仲裁しようとしている。
主人のイリアさんも楽しそうに見ているだけ。これだけの人数がいるのも関わらず止めようとする人が出てこない。
言い争う理由も知らない私が止めにはいっていいのかも分からない。
「ちょっと聞き苦しいよ。」
玖渚さんだった。まさか私はこの人が止めに入ると思わず唖然としてしまう。
その後もなんだかんだで、真姫さんといーちゃんがちょっとトラブルになったり。
私的にはあんまりいい食事って感じではなかった。
部屋に帰り、適当にシャワーを浴びる。シャワーを浴びた後だというのに、なんとなく外へ出たくなってしまう。
「リビングでもいこうかなー?」
そう思いながら、自然とリビングに足が動く。
リビングにはたくさんの人達がいた。
いーちゃんと玖渚さんだけではなく、深夜さん……? 真姫さんが居た。
「あれー。ハルちゃん。来てたんだー。」
いーちゃんから声がかかる。
「うん。暇だったから。」
そう言いながら、私はいーちゃんの隣に座る。
「あの……。すいませんが。」
私はおそるおそる話かける。
「どうしたんの?ハルちゃん。」
「うん。ここに居る皆さんは。私がなんの天才だか知っていますか?」
………。
沈黙が流れる。その空気を裂くように真姫さんが言う。
「知ってるよ。でも、君にそれを教える事はできないなぁ。」
「な……なんでですか!?イリアさんも!!皆も!」
戸惑う私に対して真姫さんは平然と語る。
「イリアさんから話を聞いていないのかい?君は無自覚な天才だからいいんだよ。」
「――ッ!!だか」
私が言おうとした言葉はかき消される。揺れによってだ。
地震……!?メイドの皆さんは一同にすばやく指示をだす。
真姫さんはあらかじめ地震が起きている事を知っていたかのように平然としている。
しばらくすると揺れが収まった。
「すいません。かなみに電話かけてもいいですか?」
深夜さんが言う。まぁ、この直前というのはあれだがやはり付き人として気になるのだろう。
受話器を置いた深夜さんが言う。
「ペンキがちょっとこぼれただけで大丈夫だったそうです。」
皆さんも無事みたいだし私はサッと立ち上がる。
「じゃぁそろそろ私は……。」
そろそろ眠気が出てきてしまう時間だ。
「そう。ハルちゃん。おやすみー。」
いーちゃんがそう答えるのと一緒に私はリビングから出た。
部屋に戻り考えて見る。
「あなたがこの島にいる最大の理由。あなたが無自覚な天才だからよ。」
「君が無自覚な天才だからだよ。」
言葉を思い出したって全然私には分からない。
「早く、提督が帰ってきてほしいなぁー。帰りたい……。」
そういって無意識に寝てしまっていた。
この時点で気づくべきだったかも知れない。
この島の生活はまだ
十分平和だったんだと言うことを
了 『六段目、伊東なつみへ 七月十六日』
夕食前。……屋敷の主人、赤神イリアさんから聞いた言葉がなにかひっかるようなカンジがしている。
「あなたがこの島に来た最大のわけはあなたが無自覚な天才だからよ。」
確かに私は提督からなんの才能か聞かされていない。だからそれがこの島に来た最大のわけ……。
そう私が考えている時いーちゃんと玖渚さんが入ってきた。
「それでは玖渚さんもいらした事ですし、一日一番の楽しい時間と洒落込もうではないですか。
――では頂きます。」
私達の前には料理の天才、佐代野弥生さんの料理が並んでいる。
私にはなんの料理かさっぱり分からないが、まぁ天才がつくる料理だからであって
とてもおいしそうな匂いが立ち込めている。
まぁ私には料理の事は分からないから偉そうな口も聞けないけど。
料理を一口、口に運ぶ。うん。おいしい。
こんな物が作れるというならば……。
絶対味覚というものなのであろう。前に提督から話を聞いた事がある。
「絶対味覚というのは、約2万種類の味をさらなる段階で感じ取れる。」
まぁ、そんな才能ではこんな島には来れないと思う。自分の才能を知らない私が言うことではないけどね。
そんなくだらない事を考えている隙にいろいろ話が膨らんでいることにようやく私は気づく。
「インスピレーション?くだらないわ。」
「おや、それはどうかな?」
なぜか赤音さんとかなみさんの2人が言い争っているようだ。メイドの皆さんはおろおろと戸惑いどうにか仲裁しようとしている。
主人のイリアさんも楽しそうに見ているだけ。これだけの人数がいるのも関わらず止めようとする人が出てこない。
言い争う理由も知らない私が止めにはいっていいのかも分からない。
「ちょっと聞き苦しいよ。」
玖渚さんだった。まさか私はこの人が止めに入ると思わず唖然としてしまう。
その後もなんだかんだで、真姫さんといーちゃんがちょっとトラブルになったり。
私的にはあんまりいい食事って感じではなかった。
部屋に帰り、適当にシャワーを浴びる。シャワーを浴びた後だというのに、なんとなく外へ出たくなってしまう。
「リビングでもいこうかなー?」
そう思いながら、自然とリビングに足が動く。
リビングにはたくさんの人達がいた。
いーちゃんと玖渚さんだけではなく、深夜さん……? 真姫さんが居た。
「あれー。ハルちゃん。来てたんだー。」
いーちゃんから声がかかる。
「うん。暇だったから。」
そう言いながら、私はいーちゃんの隣に座る。
「あの……。すいませんが。」
私はおそるおそる話かける。
「どうしたんの?ハルちゃん。」
「うん。ここに居る皆さんは。私がなんの天才だか知っていますか?」
………。
沈黙が流れる。その空気を裂くように真姫さんが言う。
「知ってるよ。でも、君にそれを教える事はできないなぁ。」
「な……なんでですか!?イリアさんも!!皆も!」
戸惑う私に対して真姫さんは平然と語る。
「イリアさんから話を聞いていないのかい?君は無自覚な天才だからいいんだよ。」
「――ッ!!だか」
私が言おうとした言葉はかき消される。揺れによってだ。
地震……!?メイドの皆さんは一同にすばやく指示をだす。
真姫さんはあらかじめ地震が起きている事を知っていたかのように平然としている。
しばらくすると揺れが収まった。
「すいません。かなみに電話かけてもいいですか?」
深夜さんが言う。まぁ、この直前というのはあれだがやはり付き人として気になるのだろう。
受話器を置いた深夜さんが言う。
「ペンキがちょっとこぼれただけで大丈夫だったそうです。」
皆さんも無事みたいだし私はサッと立ち上がる。
「じゃぁそろそろ私は……。」
そろそろ眠気が出てきてしまう時間だ。
「そう。ハルちゃん。おやすみー。」
いーちゃんがそう答えるのと一緒に私はリビングから出た。
部屋に戻り考えて見る。
「あなたがこの島にいる最大の理由。あなたが無自覚な天才だからよ。」
「君が無自覚な天才だからだよ。」
言葉を思い出したって全然私には分からない。
「早く、提督が帰ってきてほしいなぁー。帰りたい……。」
そういって無意識に寝てしまっていた。
この時点で気づくべきだったかも知れない。
この島の生活はまだ
十分平和だったんだと言うことを
了 『六段目、伊東なつみへ 七月十六日』
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COMMENT : よろしくお願いします!!
質問お答えはイエスです。実は現メンバーの半分くらいはあの文句でお誘いしてるんです。
唯さんのホムペの戯言話は全部読みました。学園もので、子荻ちゃんがやたらと可愛かったです。
唯さんのホムペの戯言話は全部読みました。学園もので、子荻ちゃんがやたらと可愛かったです。
COMMENT : 入段希望します。
こんにちは、初めまして。
お誘いくださったのは凪様なのでしょうか……? ともかく、入段希望させていただきます、癒井唯と申します。
名前:癒井唯(いゆい・ゆい)
ダブルネーム:《必要無条件》
えっと、このような感じで宜しいでしょうか?
精一杯やらせていただきたいと思います。宜しくお願いします!
お誘いくださったのは凪様なのでしょうか……? ともかく、入段希望させていただきます、癒井唯と申します。
名前:癒井唯(いゆい・ゆい)
ダブルネーム:《必要無条件》
えっと、このような感じで宜しいでしょうか?
精一杯やらせていただきたいと思います。宜しくお願いします!
COMMENT : ふえぇー。
やっと終わりましたよー。
アリバイの事ですがそのほうが次の皆様方に
オリジナルとかあっていいかなぁ・・。とあえてやりません
でしたv
なんかどんどん複雑にしてごめんなさいー。
ちょっと、リビングの所はオリジナル入れまくってしまいました。
すいませんー
アリバイの事ですがそのほうが次の皆様方に
オリジナルとかあっていいかなぁ・・。とあえてやりません
でしたv
なんかどんどん複雑にしてごめんなさいー。
ちょっと、リビングの所はオリジナル入れまくってしまいました。
すいませんー
COMMENT : 小雪さんご苦労様でした
今回のアップですが、行変えの文字あけをしたかったのですが、システムの問題かこんな感じになってしまいました。すいません。
さて感想です。
一気に進みましたね。こういうのは良いと思われます。戯言の本誌をまんま写すしかなくなる場所ならとばしても問題ないですしね。
どうやらイリアさんどころか島のみんなが遥奈の才能のことを理解しているようです。けれど秘密にしているわけではない。こいつはどんどん複雑になっていっておりますね。
あと気付いたのですが、このままでは彼女、第一の事件のときアリバイがありません。ここからどうなるのでしょう。
追伸。これは参加者みんなへの言ですが、戯言本誌のストーリーに無理にそわなくてもきっと大丈夫だと思われます。これはあの小さな島に登場人物が一人増えるのだから、全員の動きだって多少変化をきたすだろうからです。つまりもっと自由度があってもオッケーってことです。
さて感想です。
一気に進みましたね。こういうのは良いと思われます。戯言の本誌をまんま写すしかなくなる場所ならとばしても問題ないですしね。
どうやらイリアさんどころか島のみんなが遥奈の才能のことを理解しているようです。けれど秘密にしているわけではない。こいつはどんどん複雑になっていっておりますね。
あと気付いたのですが、このままでは彼女、第一の事件のときアリバイがありません。ここからどうなるのでしょう。
追伸。これは参加者みんなへの言ですが、戯言本誌のストーリーに無理にそわなくてもきっと大丈夫だと思われます。これはあの小さな島に登場人物が一人増えるのだから、全員の動きだって多少変化をきたすだろうからです。つまりもっと自由度があってもオッケーってことです。