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とりあえず~なのですが、
『000』、書いてみましたっ!
なるべく思わせぶりの、何かあった感がにじみ出る、後からどうとでもできそうな風に書いてみたのですが、いかがなものでしょうかっ!!
まだ改良の余地全然あるので、「なんだとっ! 俺が考えていたのとサッパリ違うじゃねえか」とお思いの方は好きなだけつっこんでくださいっす!!
ではでは!
こころソード000(仮)
『000』、書いてみましたっ!
なるべく思わせぶりの、何かあった感がにじみ出る、後からどうとでもできそうな風に書いてみたのですが、いかがなものでしょうかっ!!
まだ改良の余地全然あるので、「なんだとっ! 俺が考えていたのとサッパリ違うじゃねえか」とお思いの方は好きなだけつっこんでくださいっす!!
ではでは!
こころソード000(仮)
後悔しかなかった。
今回の出来事を回想する、それが僕の主観的な感想だ。
これまでの半年間。
春に吸血鬼に出遭い、初夏に狐に出遭うまでの半年間に起きた様々な、そして摩訶不思議な事件は、それを経験することでいずれも何かしら得るものはあった。
友達や。
教訓や。
喜びを。
確かに失ったものもあったし、傷つきもしたけれど、それでも納得のいく終わり方をしてこれた。
けれど、今回は違った。
あの『双子』との出会いによって始まった、高校生活最後の夏休みは。
今ならわかる。
あれは戦争だった。
悲劇でも、喜劇でも、活劇でもなんでもない。
地獄ですらない、ただの戦争行為。
得たものなど、何もなく。
失ったものだけが、多すぎた。
だから、僕には後悔することしかできない。
そして思うのだ。
鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
最強の勇名にして、恐怖の代名詞の持ち主が。
その名も姿も力も失った、あの小さな少女が。
実は最初から舞台の中心に立っていた彼女が。
何を思い、僕に今も牙を立てているのだろうか、と。
当然、僕にはわからない。
人の心なんて、いつでもわからないものなのだから。
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